AKIHABARA

FOOD & GOODS

世界がとりこ。日本土産の定番ヨックモックの魅力

日本が世界に誇る焼き菓子「シガール」。食べると思わず笑顔になるこのおいしさをお土産にいかが?

1969年に設立したお菓子ブランド「ヨックモック」。 誕生以来、「菓子は人間の生活に欠くことのできないものである」という想いを胸にお菓子づくりを続けている東京・青山のクッキーブランドだ。そんなヨックモックの代名詞ともいえるのが、バターをふんだんに使ったロール状クッキー"シガール"。設立から愛され続け、その人気は今では世界中に広がっている。今回はそんなシガールの魅力に迫ってみよう。

おいしさの決め手となるバターの配合は、「これ以上入れるとお菓子にはならない」というギリギリの分量まで増やし、豊かな風味とサクッとした口当たり、そして繊細なくちどけを実現している。

そして、最大の特徴といえば何と言ってもあのロール状の形だろう。 バターが多いと、生地がデリケートになり焼き上げは困難になるが、ヒントにしたのは、17世紀前半にフランス人画家によって描かれた「巻菓子のある静物」という絵画。その作品には、紙のように薄くまかれた筒状の菓子が描かれており、ここから生地を補強するためにクルっと筒状に巻く発想が生まれたそう。

ヨックモックと聞いたら、こちらのシガールを思い浮かべる人も多いのでは。Fa-So-La AKIHABARAでも取り扱う人気商品。 シガール 20本入/免税価格¥1,600  30本入/免税価格¥2,400

味のバリエーションは、バターの風味を最も感じられるシガールをはじめ、ミルクチョコレートを詰めた“シガール オゥ ショコラ”や、13年ぶりの新作として2017年に発売した初夏限定の“シガール オゥ マッチャ”も大人気。季節のイベントで発売される限定のデザイン缶も心おどるかわいらしさ。空港などの一部店舗では日本らしいデザインの缶も限定発売されているので要チェック。

日本の四季と漆器をイメージしたパッケージはお土産に最適。空港などの一部店舗限定。成田空港ではFa-So-La GIFTSHOP南ウイング店で購入可能。 シガール-Japanese Scenery-20本入り/税込価格¥1,944

もし機会があれば、ヨックモック青山本店(東京)もぜひ訪れてみてほしい。ここでは店舗の他に、ラウンジ『ブルー・ブリック・ラウンジ』も併設。シガールをはじめとする定番クッキーや季節ごとの彩り豊かなケーキなどのアフタヌーンティーも楽しめる。

ブルーのタイルが印象的な青山本店。

ウッドデッキが心地良いテラス席.

また、そこから歩いて数分の所にはヨックモックミュージアムもあり、そこではヨックモックグループが30年以上かけて集めたセラミック作品を中心とした、世界有数のピカソ作品を、様々な企画展を通して鑑賞することが出来る。開館スケジュールなど、詳しくはサイトをチェックしてみて。

ヨックモックミュージアム。 セラミック作品以外に、油彩画や版画などのピカソ作品も収蔵する。

ピカソが制作したポスターをメインモチーフにしたデザイン缶も。こちらはヨックモックミュージアム限定。 プティ シガール「ヴァローリス」缶/税込価格¥1,350

お菓子やアートを通じて、人と人とのつながりを創造し続ける日本のお菓子ブランド、ヨックモックがまごころ込めて作るシガール。日本にきた際は、自宅でのリラックスタイムや、大切な人への贈り物にもピッタリのこの焼き菓子を持ち帰ってみてはどうだろう?

■DATA YOKU MOKU 青山本店 住所:東京都港区南青山5-3-3 TEL:03-5485-3330(SHOP)    03-5485-3340(LOUNGE) 営業時間:10:00~19:00(ラウンジL.O.18:30) 公式ホームページ:https://www.yokumoku.co.jp/store/tokyo/509/ ※休業日については店舗へお問い合わせください。 YOKU MOKU MUSEUM 住所:東京都港区南青山6-15-1 TEL:03-3486-8000 営業時間:10:00~17:00 ※入館は閉館の30分前まで 入場料金:一般:1,200円(税込) 学生:800円(税込) 小学生以下:無料 公式ホームページ:https://yokumokumuseum.com/

(2023年11月時点の情報です。)