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長野県の山奥に、ニホンザルと温泉を一度に楽しめるスポットがある

自然な環境で野生のニホンザルを間近に見られるディープなスポット「地獄谷野猿公苑」。東京から新幹線で1時間半ほどのショートトリップへ!

長野県は、夏は避暑地として、冬はウインタースポーツを楽しめるリゾート地として人気のエリア。 そんな長野県の北部にあるのが、「地獄谷野猿公苑」。だれでも簡単に野生のサルを観察できる場所として話題になっている。動物園とは違い、自然に近い環境でサルを観察できるのが魅力。柵もなく、すぐ目の前で親子が毛づくろいをしていたり、子ザルたちが追いかけっこをしていたりなど、愛らしい姿を間近で見ることができる。

また、冬は温泉に入るサルをみることができるのは有名だが、春に出産の季節を迎え、夏には熱心に子育てをする母ザルたちを見られるなど、季節によってニホンザルのさまざまな生態が見られるのも興味深い。ただし、野猿公苑のサルは野生動物。基本は森林などで生活をしているため、来苑状況は公式サイトのライブカメラやフェイスブックなどで、事前にサルたちの出勤予報をチェックしておこう。

サルを観察する際は、近くから目を見つめない、食べ物を見せないなど、注意点も確認しておこう。あくまでもニホンザルのすみかにお邪魔しているということを忘れてはならない。公苑内では長い距離歩くため、服装も動きやすく、すべりにくいブーツや長靴などにするなど気をつけたい。特に冬は雪が積もるので、リュックなど両手が空くバッグを選ぼう。

地獄谷野猿公苑の周辺は、自然豊かな観光地としても知られており、高さ20mにまでなる自然噴泉「渋の地獄谷噴泉」は、国の天然記念物にも指定されている。他にも森林道や、冬ならではの雪景色(積雪は1m以上!)なども楽しめる。

人気のゲレンデがある志賀高原近くの山の谷間にあるので、ウインタースポーツとセットでショートトリップに訪れるのもおすすめ。さらに近くにある「渋温泉」で、日本の温泉文化も体験できる。湯めぐりや町歩きを楽しめるエリアもあるので、地獄谷野猿公苑の帰りに立ち寄ってはどうだろう?

■DATA 住所:長野県下高井郡山ノ内町大字平穏6845 開苑時間: 夏季(4月~10月頃) 8:30〜17:00頃 冬季(11月~3月頃) 9:00〜16:00頃 休苑日:なし ※営業時間は概ねの目安です。野猿公苑のニホンザルは野生動物です。天候、季節、ニホンザルの行動等により予告なく変動することもあります。 特に秋はサルの行動が活発で不規則になりがちです。 TEL:0269-33-4379 料金:¥800(18歳以上)、¥400(小学生~高校生) 公式HP:https://jigokudani-yaenkoen.co.jp/ Instagram:https://www.instagram.com/jigokudaniyaenkoen/?hl=ja Facebook:https://www.facebook.com/jigokudani.yaenkoen (2023年11月時点の情報です。)