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ENTERTAINMENT

圧倒的な和太鼓パフォーマンス!「DRUM TAO」

各国でエンターテインメントショーを繰り広げる和太鼓パフォーマンス集団「DRUM TAO」についてご紹介しよう。

和太鼓の原型は2000年以上前から存在し、人々の生活と深く関わってきた。古くは日本最古の古典音楽である雅楽に使われていたり、近年でも夏の盆踊りで使用されたり、神々との意思伝達手段として寺社に置かれたりしている。

そんな和太鼓という伝統文化を現代にアップデートしている人たちがいる。それが1993年に結成された「DRUM TAO」。彼らは、和太鼓をまるでミュージカルやサーカスのようなパフォーマンスへと進化させたエンターテイメント集団だ。2016年には、チームの夢のひとつであったニューヨークのオフブロードウェイにデビューし、全公演をソールドアウト。活動の勢いは衰えを知らず、結成以来、新作舞台を毎年発表している。

DRUM TAOは、今年2023年に結成30年を迎え、公演はこれまでに、世界500都市で開催。観客動員数は1,000万人を目前に控える。

彼らの一番の魅力は、和太鼓をはじめ、篠笛(しのぶえ)や三味線、箏(こと)といった伝統和楽器の演奏と、鍛え抜かれた肉体から繰り出される、アクロバティックなパフォーマンスの融合だろう。和太鼓のイメージを一新するようなDRUM TAOのパフォーマンスは、世界中で多くの人々を魅了している。

DRUM TAOの故郷である大分県には、常設の野外劇場「TAOの丘」がある。標高1,036mの大自然の中に、見晴らしの良い壮大なステージ「天空の舞台」が用意されている。他にも、日本のファッションデザイナーコシノジュンコ氏が手がけた衣装の展示をはじめ、貴重な資料の展示、グッズショップ、オリジナルのカフェなど、彼らの世界観を満喫できるさまざまな施設が併設されている。DRUM TAOについてさらに知りたくなったら、ぜひ訪れてみよう。

DRUM TAOによる圧巻のパフォーマンス。

従来の和太鼓のイメージにとらわれないエンターテインメント性が魅力。

女性パフォーマーも在籍。美しい和太鼓の音色が響き渡る。

一糸乱れぬアクロバティックなパフォーマンス。

日本のエンターテイメント業界を牽引し、常に進化し続けるDRUM TAO。彼らのアクロバティックなパフォーマンスは一見の価値あり。日本のみならず世界中の公演情報をチェックして、ぜひステージへ足を運んでみてほしい。

■DATA DRUM TAO 公式ホームページ:https://drum-tao.com/en/ Instagram:https://www.instagram.com/drum.tao_official/ TAOの丘 住所:大分県竹田市久住町白丹板木7571-2 公式ホームページ:https://www.drum-tao.com/nature-theater/ Instagram:https://www.instagram.com/tao_no_oka/

(2023年9月時点の情報です)