大友克洋が1982年から1990年にかけて日本の漫画誌で連載した「AKIRA」は、日本の漫画史に残る傑作のひとつ。1988年からは、日本を皮切りに国内外で劇場版アニメーション映画「AKIRA」も公開。既存の作品群にはなかった構図や写実的な作風、圧倒的なスケールは、世界の漫画ファンに大きな影響を与えた。 驚くべきことに、漫画の連載のみならず、劇場版アニメーション映画「AKIRA」の監督を大友は自ら務めた。そして、今回の展覧会「大友克洋全集 AKIRAセル画展」も、大友自らが企画構成を担当したという。

漫画ファン必見！劇場版アニメーション映画「AKIRA」のセル画展

同展では、劇場版アニメーション映画「AKIRA」より、大友監督私蔵のセル画や貴重な直筆レイアウトなど約600点超が展示、初公開される。「NEO TOKYO」「NIGHT-MARE」「catastrophe theory」と大きく3つのシーンに分けて、映画の設計を垣間見える内容になるという。また、会場にはフォトスポットが設けられ、そこでは作中の名シーンが再現されるという楽しみな仕掛けも。

綿密な画面構成や書き込みなど、「AKIRA」の制作過程を見られるまたとない機会。漫画好きにぜひ見てもらいた​​いこの貴重な展覧会は、8月10日から31日までの期間、東京・池袋のMixalive TOKYOで開催される。チケットの残数はあと僅かなので、購入はお早めに！

見どころたっぷりの展覧会。8月10日から31日まで東京で開催される。

■DATA 『大友克洋全集 AKIRAセル画展』 開催場所：Mixalive TOKYO（ミクサライブ東京）4F Studio Mixa 〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-14-3 会期日程：2023年8月10日（木）～2023年8月31日（木） 営業時間（最終入場時間）：10：00～20：00（最終入場時間 19：45） 入場料：￥1,500（税込）　※未就学児は保護者同伴に限り入場可（入場無料） チケット発売開始：イープラスにて発売中 前売券販売HP：https://eplus.jp/AKIRA-cel/ Ⓒ2023 MASH･ROOM　©1988マッシュルーム／アキラ製作委員会